2006年4月7日、熊野古道「大雲取・小雲取越え」に行きました、6日間の旅でした
大阪のM夫妻と(4人と一匹で)1泊2日で歩きました、「大雲取・小雲取」は紀伊半島のほぼ先端、那智勝浦町の青岸渡寺から、まっすぐ北に向かっていくつもの峠(最高地点870m)を越え本宮大社までの27km、熊野古道の中で最も険しい山道です 那智大社の駐車場に泊まり、朝7時半横にある青岸渡寺の境内から「大雲取・小雲取越え」の古道が始まります、階段の上の方を登っているのがM夫人・大阪のおばちゃんです 大雲取越えは登りまた登りです こんなすばらしい苔むした古道の登りが延々と 分かりやすい道標が500mごとに 船見峠から那智勝浦方面がよく見えます 船見峠からの下り坂を「亡者の出会い」と言い、死んだ両親や知人に出会うと言い伝えが 苔むした自然の石で石垣が作られた古道です 地蔵茶屋跡です 地蔵茶屋跡には休憩所がありました 古道の途中にはこのような歌碑が これから大雲取越え最大の難所「越前峠」へ向かいます 「越前峠」越えの急な登り坂で一休み、くたびれたー 着きました、標高870m越前峠です 「きすけ」もくたびれ果てています どんどん下って楠の久保旅籠跡です、標高300mくらいです 円座石(わろうだ)です、円形の座布団のこと、熊野の神々が座って談笑した所です このような坂を延々と下って来ました 今日の最後の道標です、500m×28番=14Km歩きました 青岸渡寺を7時30分出発し、今夜泊まる小口自然の家に着いたのは16時10分、約9時間 二日目8時20分小口出発です 道標は25番から少なくなります、道標0番まで13Kmあります 尾切地蔵です 「きすけ」も大阪のおばちゃんも頑張っています 500mごとに道標が 桜茶屋跡です、ここから小口の集落が見えます 道標20番、2.5Km来ました 桜峠です、小雲取越えで一番高い所です、標高466m 道標16番4.5Km来ました 石堂茶屋跡です、11時(2時間40分かかりました) さいの河原地蔵です、今日の約半分の距離です このまま降りて一旦林道に出て再び古道に入ります、桜がきれいです 左は大阪のM氏69歳とは思えない健脚です 道標12番、あと6Kmです 11時45分「百閒ぐら」です、ここから熊野の山々が一望できます 風情のある木の橋です 道標9番、万才峠の分岐です、12時40分に着きました 松畑茶屋跡です、向こうの石段を降りて来ました 道標7番、残り3.5Km、左端が大阪のM氏とおばちゃんと「きすけ」 道標4番残り2Km、「きすけ」も早く行こうよと振り返っています 道標3番、道がなだらかになり楽になって来ました 右側に請川が見えて来ました 道標2番、のこり1Km、大阪のM氏と 13時43分、小口を出発して5時間、国道168号線に出ました、本宮はすぐそこです 本宮大社です 中辺路に続き、今回も湯ノ峰温泉に入りました 帰途に「谷瀬のつり橋」に寄りました(無料) ゆらゆら揺れて結構スリルがありまあす(近くにある駐車場も無料)
by j5371k
| 2003-05-07 19:43
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